めちゃバースでのライブ配信の方法と、OBS Studioの推奨設定

2022年9月29日

めちゃイベントminiでは、お客様の環境からの映像ライブ配信に対応しています。

RTMPストリーミングに対応する幅広いアプリケーションやサービスから、めちゃイベントmini会場の大型スクリーンへ映像配信が可能です。

特に、Web会議サービスからの直接配信は、普段使用しているWeb会議をそのまま用いて配信ができるので、非常に便利です。

RTMPストリーミングによるライブ配信に対応しているWeb会議サービスは、Zoom、Microsoft Teams、Cisco Webexなどがあります(残念ながらGoogle Meetは対応していません)。

設定方法について詳しくは、各サービスのヘルプページをご覧ください。

RTMPストリーミング対応のデスクトップアプリケーションとしては、Windows/Mac/Linux対応のオープンソースソフト「OBS Studio」がもっともメジャーです。

ここでは、OBS Studioでの設定方法の例をご紹介します。

OBS Studioの設定・ライブ配信方法

  1. こちらのURLからOBS Studioをダウンロードし、インストールします。
  2. OBS Studioを起動すると、「自動構成ウィザード」が立ち上がります。ウィザードが立ち上がらない場合は「ツール」メニューから「自動構成ウィザード」を起動します。
  3. 「配信のために最適化し、録画は二次的なものとする」を選択し「次へ」を押します。
  4. 基本(キャンバス解像度)は任意です。FPSは「30」を選択をして「次へ」を押します。
  5. 「配信情報」はサービスカスタムを選び、サーバーストリームキーにそれぞれ弊社からお渡しした情報を入力し「次へ」を押します。その後の配信テストはやってもやらなくてもOK大丈夫です。
  6. 自動構成ウィザードが終了したら下記のような画面になるので、右下の「設定」をクリックします。

  1. 「出力」タブをクリックし、下記の設定にします。
    • エンコーダ: x264
    • レート制御:CBR
    • ビットレート: 2000kbps
    • 特定バッファサイズを使用にチェックを入れる
    • バッファサイズ: 1000
    • キーフレーム間隔: 1
    • CPU使用のプリセット: slow (配信中にPCが重くなるようならmediumより上などを試す)
    • プロファイル: high (正常に配信されないようなら他の値も試す)
    • チューン: zerolatency
  2. 「映像」タブをクリックし下記の設定にします
    • 出力(スケーリング解像度): 1280x720 または 1920x1080
    • FPS共通値: 30
  3. 上記設定が終わったら右下の「OK」を押します
  4. 配信手順
    1. まず配信対象の画面を指定します。画面左下あたりの「ソース」の「+」をクリックし、いずれかを選びます。例えばPowerPointの画面を配信したいなら「ウィンドウキャプチャ」を選択し、新規作成→OKを押します。するとウィンドウ選択画面になるので、ウィンドウからPowerPointを選択しOKを押します。
    2. 右下あたりの配信開始を押すと配信が開始されます。
    3. 終了する際は配信停止を押します。